先週土曜日からGWのワタシ、なんと12連休。
休みが長くてどうしようと思っていたんだけど、冷静に考えると5/2〜5までは家族と行動する予定だし、4/30か5/1は小川山へクライミングに行きたいし、今週はカミさんとも自転車ランチしたい。四国から自転車でロングライドって話だと、連休後半は使い物にならないねってことで、それはまた今度….。ということで今回はバイクで移動することに。
四国から高速道路で自走して帰ってくると総走行距離800km位。日曜日に出れば、ETCどこまで行っても1000円になれば格安で帰って来れる。でもワタシのバイクにはまだETCは付いてないんです…。普通に料金を払うと1万数千円…..。ってことで、今回は一般道で行きましょう。四国から出るためには高速に乗って橋を渡るか、フェリーに乗るか。高速代とフェリー代はほとんど変わらない、ってことで今回は後者、徳島〜和歌山のフェリーに乗り四国を脱出する事にしました。途中、吉野川と並走して徳島へ抜けますが、初めてみる吉野川にびっくり。四国にこんな大きな川があるなんて….。悠然と流れる川を見ていると、カヌーでのんびり下るのも良いかなぁと、ちょっと昔を思い出しちゃいました。
吉野川にも、四万十川にあるような沈下橋がありました。でも四万十川のものと比べるとめちゃくちゃ大きいしそして丈夫そう….。こんなのを見ているとまた四万十川に行きたくなっちゃいますねぇ。
そしてその沈下橋の近くには、”日本の道 100選”にも選ばれている”うだつの町並みがあるので、ちょっと寄って見た。そこは県道から一本入った車がぎりぎりすれ違える程の道幅の両側に本瓦葺・大壁造の重厚な構えと装飾的な家々が軒を連ねている。寄ったのが平日の朝だったので、ゴミ出しやお店の準備をする住人達が、観光地ではないうだつの町並みを見られたようで、ちょっと得した気分になる。
とりあえず観光もできたので、徳島のフェリー乗り場へ向かう。6時に四国の家を出て寄り道しながら10時半前に到着。なので11時のフェリーには余裕で乗船できた。二輪はワタシともう一人だけだったけど、車は満車に近かった。
紀伊水道は穏やかだったので、快適な2時間の船旅はロクスノを読んで過ごすw。13時丁度の定刻よりちょっと遅れて和歌山のフェリーターミナルに到着。フェリーの客室にあった”和歌山ラーメンマップ”のパンフレットが置いてあり、見ていたら無性にラーメンが食べたくなったので、このパンフレットをたよりにラーメン屋を探しながら移動する。しかし、目星を付けていたラーメン屋は見つからず、パンフレットに載ってないラーメン屋だって沢山あるはずという思惑は大はずれで、ラーメン屋よりうどん屋が多いし、見つけた!と思ったラーメン屋は軒並み閉まっているか潰れている….。結局、和歌山ラーメンは食べられず、全国どこでも同じ味のマックをR24の粉河で食べる。今日はメモ紙に書いたQシートだけで走るつもりで地図は持ってきてない。鳥羽〜伊良湖の最終フェリーにどうも乗れそうも無いので、マックで遅いお昼を食べながら、iPodTouchのmapでルートを検討する。このままR24〜R165と繋いで津に抜け、R23〜R1で伊勢湾をぐるっと回り込んで行くルートしかなさそう。
R24〜R165を走り、やっとの思いで紀伊半島横断、津に到着したときにはもう夕暮れ。途中パラパラと雨が降ったりして気分は凹む。さらに日が陰ってきて気温が下がり、寒さのせいでずっと頭痛がするようになっていた。そんな訳で、津で泊って、明日朝の鳥羽〜伊良湖のフェリーに乗ろうかなとも思ったけど、泊ってフェリーじゃ、最初から高速で移動したのと費用的に変わらなくなる。とりあえず名古屋まで行こう。行ってもう駄目と思ったら、泊って諏訪経由の山岳ルートでも良いかなと考えていた。
しかし、寒さ対策で着込んだカッパが体温が奪われるのを防ぎ、そしてR23の流れが非常にスムーズだったこともあり、あまり苦もなく名古屋に到達、こりゃなんとか走り続けて東京まで行けるかもという気持ちになってきた。R23からR1になっても、トラックが多くてちょっと怖いが流れは高速道路なみ、信号も少ないのでストレスなく走り続けられる。途中途中にPA並みに道の駅があり(暖房が入っていて助かった)、寒い寒いと思いながらも前に進めた。
沼津まで来て、このままR1で箱根を越えるか、R254で御殿場を回るか、さらに山中湖から道志を下るか迷ったが、やはり御殿場が妥当だろうと考えたが、標高が高くなるにつれて気温が下がるのがわかる。松田では4℃の表示。さすがに4℃では春仕様+カッパでは辛い。さっきまでウインターグローブで指先が痛くなる事がなかったけど、指先も寒さでビリビリと痛くなってきた。途中のコンビニに使い捨てカイロがないかと思って入ったが、もう商品は夏の品揃えでカイロなし…..。しょうがないのでホットドリングで指先と体を温めて走る。
厚木に入っても気温が上昇しているようには感じられず、眠気もあり気分は最悪。マックに寄ってコーヒー飲んで暖を取るかと思ったけど、カッパを脱ぐのが億劫になので我慢して走る。明るくなると眠気もなくなるし、もう知った道という安堵感もある。八王子で朝を迎えて、家に着いたのは5時半。
家に着いてTripメーターを確認すると758km、予測より50km少ない。フェリーの航路が約50kmだから、トータル800kmの移動だった事になる。この距離ぐらいになるとMajestyからのストレスを感じるんだろうけど、一日乗り続けても体が痛くなる事もなく快適だった。強いて不満を言えば、絶対的なパワー不足か?今回のように非高速道路を走行するだけであればこれも必要十分なパワーではあると思うのだが、高速道路をストレス無く走るためにはちょっとどうなんだろ。それは帰りに確認してみます。
ちなみに燃費は32km/Liter位。ETCをつけて1000円になったら、四国から片道4000円だよw。早くETCを付けなくっちゃ!
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